2009年04月21日

愛人42

クレア

「私、あなたのことを信じる。あなたも私を助けてね」とKちゃんは言い、彼のほほに優しく口づけしました。

 ここで振り返っておいた方がいいかも知れません。

彼はKちゃんに対して、大学卒業まで月々○万○千ペソを出してあげるから、もう夜の仕事をやめるようにと提案していたのでした。

 彼は舞い上がりました。「ああ、それはぼくもうれしい」と言い、Kちゃんのおでこに優しく口づけしました。

「じゃあ、もうこの仕事はやめるんだね」「ええ、もうお店には、今日でやめますと言ってあるわ」。

そう言うKちゃんを励ますように、彼はKちゃんの手を握りしめました。

 2人、熱い目で見つめ合います。

Kちゃんの純真な視線を受け止めていると、彼は得意の1曲をKちゃんに捧げたくなりました。

 ♪♪ほーら、足元を見てごらん これが、あなたの歩むみーち♪♪

 寄り添うKちゃんの胸の膨らみを背中に感じます。

至福の時です。


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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2009年04月18日

愛人41

クレア

 翌日。

店の扉が開き、「いらっしゃいまーせー」という不ぞろいな合唱が聞こえてきました。

彼は少し緊張しなが中に入り、居並ぶ女の子たちを見渡すと、Kちゃんも少し緊張した様子でわずかにうつむいています。

 席につくと、Kちゃんが近づいてきて、彼の隣に恥ずかしそうに座りました。

2人の間にぎごちない空気が流れます。

Kちゃんは思い切ったように口を開きました。

「この間はごめんなさい。でも、あの人はただのお客さんです」。

訴えかけるような表情で彼の顔をのぞきこみます。

その真剣な表情を見ていると、彼は、つまらないことで腹を立てた自分がばかばかしく思えてきました。

「わかった。君のことを信じる」と言ってKちゃんを抱き寄せ、「愛してるよ」を耳元にささやきました。

Kちゃんはかすかに身を震わせながら、彼にしがみついてきました。

彼は、これまでに感じたことがないほど、Kちゃんとの心の距離が縮まるのをはっきりと意識しました。

青春時代以来、○○年ぶりに味わう胸のときめきです。

 といっても、衆人環視の中でいつまでの抱き合っているわけにもいきません。

彼はKちゃんの体をやさしく起こし、尋ねました。

「この間の話だけど。答えはどうかなあ」。

Kちゃんはうっとりした瞳を彼に向けました。


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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人
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