
約束通り、Kちゃんは店をやめ、彼の援助に頼る生活に入りました。
彼の「愛人計画」もようやく軌道に乗ろうとしているようです。
友人からは「ええなあ、援助交際か」と冷やかされますが、「へんな表現をしないでくれ。いわば奨学金だよ」と弁明します。
Kちゃんとは週に2回ほど会い、一緒に食事をしたり、カラオケボックスへ行ったりしました。
私服姿で化粧もしていないKちゃんは、夜の仕事をしていたとは想像できないような新鮮さです。
ある土曜日の夜、カラオケボックスで盛り上がり、彼は従来から胸に抱いていた計画を実行することにしました。
「たくさん歌ったし、そろそろ行こうか」とKちゃんに話しかけます。
Kちゃんは「とっても楽しかった。ありがとう」と上機嫌です。
彼は、ここが勝負所とばかり、Kちゃんに言いました。
「明日は休みだし、今日はうちに来て一緒に泊まらないか?」
Kちゃんはびっくりしたような表情で彼を見つめます。
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