
Kちゃんはしばらく迷いましたが、「大学卒業までの面倒をみてくれる」という彼の提案は、非常に魅力的に響きました。
とはいっても、すぐにその条件をのむようではフィリピーナとしてのプライドにかかわります。
彼が提示した条件を最低限保持しながら、もう少し探りを入れれば、と女の本能がささやきます。
Kちゃんは少し考えているふりをしながら彼の様子をうかがいました。
彼は実に真剣な目でKちゃんをみつめています。
あんなに真剣な目をされると私も弱いなあとKちゃんは思いながらも、迷っている不利を維持して時間をつなぎます。
その様子を見て、彼はゴクンをつばを飲み込んで言葉を継ぎました。
「本当だ。ぼくはKちゃんのことを愛しているから」。
彼はKちゃんの手を取って握りしめました。
Kちゃんは感動しながらも、この言葉は少し前に聞いたことがあるなあ、という既視感(既聴感?)にとらわれました。
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