2009年03月31日

愛人36

クレア

彼の歌が終わると、そんな彼の下半身の状態には一向に気づかないKちゃんは彼に笑顔を向けました。

「あなたが言ったこと、私真剣に考えてみるわ」

 Kちゃんの胸に気をとられていた彼はすぐには反応できず、「へえ?」と間抜けな声を発してしまいました。

Kちゃんの優しげな視線が徐々に硬くなっていきます。

「ああ、そのこと。それはうれしいよ」と彼はごまかすように水割りグラスを手に取り、Kちゃんのコーラが入ったグラスにカチンと合わせました。

さっきまで彼のことを信用できると思っていたKちゃんの心の中には再び不信感が芽生えてきました。

この人、本当に大丈夫なのかしら。

 しばらくご無沙汰気味の彼は、Kちゃんの豊かな胸のふくらみと、スラリと伸びた脚線美が気になって仕方ありません。

酒がすすむにつれて彼はKちゃんの方に自然とにじり寄っていきました。

さっきステージで歌った曲が、酔いとともに彼の頭の中で繰り返されます。


 ♪♪あなたのむーねーで、ねむーりたーい♪♪


 彼はKちゃんにもたれかかって眠ってしましました。


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posted by ナヒヒヤ at 10:44 | 愛人

2009年03月19日

愛人35

クレア

期待通りの返事を得られなかった彼は、おれもフィリピンの女の子たちにかなり親切にしてきたつもりなのになんでうまくいかんのかなあ、おれのどこが悪いのかなあと考えましたが、自分では思い当たりません。

 そこで彼は十八番の歌で勝負に出ました。

 ♪♪あなーたが好きだからそれでいーいのよ♪♪

 Kちゃんは「またこの歌?聞きあきたわ」と思いながらも、自分の中に彼をいとおしく思う気持ちがわいてくるのを感じました。

この間はあんなことがあったけど、彼が言うのは本当らしいし、一生懸命説明してくれるのだから信用してもいいかも。

Kちゃんの胸のうちはどんどん固まっていきます。

 そんなこととは気づかない彼は、歌いながらKちゃんの衣装の間からはみだしがちな胸のふくらみが目について仕方ありません。

横目でうかがっているうち、彼の下半身はどんどん固まっていきます。


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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2009年03月16日

愛人34

クレア

 Kちゃんは最近起きた出来事を頭の中で再現しながら、彼のことを本当に信用してもいいものかと懸命に考えました。

確かに今の家庭状況は苦しいし、大学を続けるためには夜の仕事してもぎりぎりの収入だし、ここで彼の提案に乗れば、当面の金銭的な問題は解決する。

とはいっても、この間の夜のことを思うと、彼もしょせんは口のうまい「パロパロ」なのかも知れないし。

でも、ここで彼の提案を断ってしまうと、彼はもう私のことをあきらめて、他の女の方へ行ってしまうかもしれない……。

 Kちゃんの悩みは深まります。

ふだんの勉強では決して働かないほど、脳細胞がフル回転します。

とはいっても、昼間の勉強と今とでは、脳細胞の機能させる部分がかなり違うようではありますが。

 Kちゃんは思い切って言いました。

「わかった。あなたの気持ちは本当にうれしい」。その言葉を聞いて、彼の表情は途端に輝きました。

 「でも、返事は少し待って」。

その言葉を聞いた彼の顔から喜びが抜けてゆき、ポカーンという響き通りの表情になりました。


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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2009年03月12日

愛人33

クレア

Kちゃんはしばらく迷いましたが、「大学卒業までの面倒をみてくれる」という彼の提案は、非常に魅力的に響きました。

とはいっても、すぐにその条件をのむようではフィリピーナとしてのプライドにかかわります。

彼が提示した条件を最低限保持しながら、もう少し探りを入れれば、と女の本能がささやきます。

 Kちゃんは少し考えているふりをしながら彼の様子をうかがいました。

彼は実に真剣な目でKちゃんをみつめています。

あんなに真剣な目をされると私も弱いなあとKちゃんは思いながらも、迷っている不利を維持して時間をつなぎます。

 その様子を見て、彼はゴクンをつばを飲み込んで言葉を継ぎました。

 「本当だ。ぼくはKちゃんのことを愛しているから」。

彼はKちゃんの手を取って握りしめました。

Kちゃんは感動しながらも、この言葉は少し前に聞いたことがあるなあ、という既視感(既聴感?)にとらわれました。


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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2009年03月09日

愛人32

クレア

彼は改めて弁明しました。

「あの夜は、友人に頼まれて、その友達を家まで送ろうとしただけだよ」。

Kちゃんはうつむいたままです。

 彼は思いきって言いました。

「ぼくが本当に好きなのはKちゃんだけだ」

 その言葉を聞いたKちゃんは驚いたように顔を上げて彼をみつめましたが、すぐに視線をそらしました。

 「本当だよ。ぼくを信じてほしい」と彼は言葉を継ぎます。

 しばらくして、ようやくKちゃんは顔を上げました。

「私、まだあなたのことを信じられない。みんな、日本人は浮気者が多いから気をつけた方がいいっていうし、あなたもそうなんでしょ」

 店内にはタイミングを見計らったように、ステージで歌われる歌に合わせたかけ声が響いています。

 ♪♪パロパロ、カー♪♪

 その合唱に挑戦するように彼は告げました。「約束する。君が大学を卒業するまでにかかるお金は全部ぼくが出すから」


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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2009年03月05日

愛人31

クレア

仕事を終えた彼は、食事を済ませ、今日こそはという祈りを込めながら、Kちゃんが働く店へ出かけました。玄関のドアが開き、いつものように「いらっしゃいまーせー」という気怠い合唱が聞こえます。

 居並ぶ女性陣を素早く眺め渡すと、その中にKちゃんの姿が見えるではありませんか。

ああ、よかった。彼は素早くKちゃんに駆け寄り、手をとって「元気?会いたかった」と言葉をかけました。

ところが、Kちゃんは手を引っ込め、うつむいたままです。

 席に着いた彼のところに、Kちゃんは相変わらずうつむきがちに近づいてきました。

「いらっしゃいませ」という声はまるで氷のような響きです。Kちゃんはわざとらしく、彼から50センチ以上離れてソファに座り、水割りをつくり始めました。

 すねたようなKちゃんの態度に、彼もなかなか声をかけることができません。冷たい沈黙が、50センチ以上の距離をおいて座る2人のソファを覆います。


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posted by ナヒヒヤ at 22:17 | 愛人
可愛いフィリピーナと出会うなら