2008年12月27日

愛人19

クレア

 店を出て、彼が家路につくと、Kちゃんの友だちのJちゃんが怒ったように言います。「あなた、どうして一人だけで男の人と一緒に行くの?危ないでしょう」

 もう一人の友人、Iちゃんも言います。「男は優しそうに見えても、すきをうかがってるんだから」。2人は別の友人からKちゃんが客と出かけたことを聞き、心配して電話したのだということです。

 Kちゃんは「だって、一緒に行ってくれる人が見つからなかったし、あの人はいつも優しいし……」

 年長のJちゃんは諭すように言いました。「あなたはまだ若いから、優しくされるとすぐに気を許すでしょう。それで悲しい目に遭った娘を私は何人も知ってるから」

 そう言われると、Kちゃんもだんだんと反省する気持ちがこみ上げてきました。

 「わかった。次からはこんなことはないようにする」


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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2008年12月24日

愛人18

クレア

 Kちゃんの友人2人の乱入により、彼のスケベ心に端を発した一方的計画は泡と消えたようです。3人は次から次へとタガログ語と英語と日本語の歌を入れ、エンドレス状態です。

 ♪♪ナンディート、アコー♪♪

 ♪♪マイ、ハート、ウイル、ゴー、オーン♪♪

 ♪♪泣き出してしまいそう、痛いほど好きだから♪♪

 彼は知らぬうちに疲れて寝入ってしまいました。

 芳潤な香りとともにやさしい声が響いてきます。「大丈夫?もう帰りましょう」。目を開けるとKちゃんの美しい顔があります。その隣でKちゃんの友人2人も心配そうな表情で彼の様子を見ています。

 「ああ、大丈夫だよ」と彼が立ち上がると、Kちゃんは「今日はありがとう。本当に楽しかった」と言い、彼のおでこにやさしく口づけしました。


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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2008年12月21日

愛人17

クレア

 Kちゃんは最近のタガログ・ヒット曲を歌い続けます。彼もどこかで耳にしたことがあるような気はするものの、意味がよくわからず、すきをみてKちゃんの肩を抱いたり、胸のほうに手を回そうとしてみますが、そのたびにKちゃんはうまくかわします。

 その時、Kちゃんの携帯電話が鳴り、何事か話しています。通話の途中、Kちゃんは彼に遠慮がちな視線を向けて尋ねました。「友達が来たいって言うんだけど、いいですか?」

 彼はギョッとしましたが、無理やりに笑顔を作り、「ああ、いいよ」と答えました。今夜の構想がガラガラと崩れていく音が頭の中に響きます。

 間もなく、部屋の扉が開いて2人の女性が「ハロー」と言ってにこやかに姿を見せました。2人はKちゃんと同じ店で働いている女の子たちです。「すみません。おじゃまします」。もう一人が「おじゃま虫でーす」とフォローしました。こういうシチュエーションの言い回しは本当によく知っているなあと彼はがっくりしながらも感心しました。

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2008年12月18日

愛人16

クレア

 最近のペソ安だと結構生活に余裕がある。

余剰資金をKちゃんにあげて、このままオレの愛人にしたらどうかなあ。聞くところでは、フィリピン人の若い娘を囲っている日本人駐在員もいるらしいし……。単身赴任の「メリット」を最大限に活用しようという考え方です。

 その手始めに今日はKちゃんを部屋に連れ帰って契りをかわすのはどうかなあ。Kちゃんの髪の毛の香りをかいでいるうち、酔った頭の中で彼の計画は進行していきました。

 機嫌良く歌い終えたKちゃんに、彼は声をかけました。

 「もうたくさん歌ったし、時間も遅くなった。そろそろ帰ろうか」

 Kちゃんは少し不満そうです。「明日は休みだから、私は大丈夫。もう少しだけ歌わせて、お願い」

 愛らしいKちゃんの口ぶりに彼も「じゃあ、もう少しだけだよ」とうなずくしかありません。


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2008年12月15日

愛人15

クレア

 彼は意外に感じました。

昼間は勉強し、夜は自分の学費と家族の生活費を稼ぐしっかりしたKちゃんがこんなにすきを見せるとは想定外でした。

 しなだれかかってくるKちゃんの髪の毛から芳潤な香りが漂ってきます。それに合わせて彼は下半身の一部が固くなってくる自分を意識しました。

 左手が自然に動いてKちゃんの後ろから胸のほうに回りこもうとします。

彼は必死で理性を働かせ、左手の動きを抑え込もうとします。「いかん、いかん、こんなことでは。酔いにまかせてふしだらな行為をはたらくようでは、日本男児の名折れや」

 そうはいいながらも、本能にはなかなか勝てません。

下半身の膨張とともに、彼の欲望はどんどん膨らんでいきます。

単身赴任の悲しさなのでしょうか。

 酔った頭で彼は考えました。

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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2008年12月13日

愛人14

クレア

 「じゃあ、これ」と言って曲を入れ、Kちゃんは歌いました。

 ♪♪バーキット、ラビスキタンマハール♪♪

 少し古い歌ですが、Kちゃんの母親が大好きな歌なのです。

 ♪♪スムパーマーン、イニイビーキター♪♪

 気持ちよく歌えました。彼もようわからんけどという様子で一生懸命拍手してくれました。

 ビールを飲み続けているうち、どんどん気持ちよくなり、次々と歌を入れました。

彼が歌うすきはほとんどありません。

少し不満そうな彼の表情が横目でうかがえましたが、「いつも店で歌ってるんだから、今日くらいは私に歌わせてよ」というのがKちゃんの本音です。

 歌い続けながら、Kちゃんは下半身がとろけそうになってくる自分を感じました。彼によりかかっていると、胸の奥から幸福感がこみあげてきます。


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2008年12月10日

愛人13

クレア

 ♪♪あなーたが好きだからそれでいーいのよ♪♪

 彼が歌い始めました。彼の十八番です。

店で数十回にわたってこの歌を聞いていた彼女は「またこの歌?聞きあきたわ」と思いながらも、笑顔を絶やさず手拍子で合わせます。

このあたりの対応は、幼少のころからいろんな人たちと接しながら生きてきたフィリピン人の人間力を物語っているのかもしれません。

 ♪♪あなたのむーねーで、ねむーりたーい♪♪

 気持ちよく歌い終えた彼は「じゃあ、Kちゃんも歌ってよ」と勧めました。

Kちゃんは「だめ、だめ」と言いましたが、実は開店前に店で結構歌の練習をしていたこともあって、さほど強い調子では断りませんでした。

 「せっかく来たんだら、Kちゃんの歌を聞きたいなあ」と彼は言います。「そう?」とKちゃんはまんざらでもない気分になってきました。


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2008年12月07日

愛人12

クレア

 「どこに行きたい?」と彼は尋ねました。

 「どこでもいい。あなたが決めてよ」とKちゃんは応えます。

 少し考えた末に彼は言いました。

「今日はあまり歌えなかったから、カラオケボックスに行こう」。

Kちゃんはうなずきました。

 ミュージック○○に着き部屋に入りました。彼と二人きりになるのはKちゃんにとって初めてなので、店で彼の隣に座るのとはかなり異質の緊張を感じます。

 彼はサンミゲルビールを注文し、Kちゃんに「何を飲む?」と尋ねました。

Kちゃんは少し迷いましたが、明日は学校がないからちょっとくらい飲んでもいいかと思い、「じゃあ、私も」と言いました。

 「それでは歌おう」と彼がソングブックを開きました。


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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2008年12月04日

愛人11

クレア

 「今から少し飲みにいかないか?」と彼はKちゃんを誘いました。

Kちゃんは突然の提案に驚きましたが、明日は学校は休みだし、もやもやした思いを晴らしたい気持ちもあったので、少し迷った末に「うん、いいわ」と答えました。

彼は「表で待ってるから」と言い、店を後にしました。

 OKはしたものの、Kちゃんは一人で行くことには少し抵抗があり、友人に一緒に来てくれないかと持ちかけました。

しかし、親しい友人たちはみんな家庭の事情で帰らないといけないということで、つきあってくれる人が見つかりません。

 まあ、いいか、とKちゃんは思いました。

彼はこれまで出会った中では一番の紳士だし、自分の話も親身になって聞いてくれるし。

だれかを連れていくよりも2人っきりの方がいろんな話ができていいかもしれない。

こう考えたKちゃんは、彼と深夜のデートをする決心をしました。



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posted by ナヒヒヤ at 07:00 | 愛人

2008年12月01日

愛人10

クレア

 金曜日のことです。今日は彼は来てくれないのかなあ。そんな気持ちを抱きながら客の相手をしていると、もう12時です。

 彼はこんな遅い時間に来たことはないから……とあきらめかけたところ、玄関の扉が開いて、「いらっしゃいまーせー」とけん怠感がにじむ合唱が聞こえてきました。

 わずかばかりの期待を持って目をやると、彼が一人で店内に入ってきました。少し酔ったふうでソファに腰掛け、Kちゃんを指名している様子です。

 しばらくしてKちゃんはチーママに呼ばれ、彼の席に移動しました。胸のときめきを感じます。

 「どうしたの、今日は遅いね」とKちゃんは声をかけました。彼は「仕事の接待がようやく終わって。君の顔が見たくてね」と言いました。

 Kちゃんの胸の中はさらにときめきます。

 お互いに気持ちが盛り上がり、歌を交えた楽しい時間を過ごしているともう閉店の時間です。

 支払いを済ませた彼は言いました。

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posted by ナヒヒヤ at 09:00 | 愛人
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